邦楽

四人囃子『一触即発』(1974年):半世紀を超えて響く、日本ロックの金字塔

森園勝敏・岡井大二ら四人が1974年に作り上げた名盤『一触即発』。日本語ロックの可能性を切り開いた全5曲の楽曲分析から、アナログ録音の魅力、後世への影響まで丁寧に解説した完全ガイドです。
ジャズ

コルトレーンが神に捧げた33分:『A Love Supreme(至上の愛)』とは何か?ジャズ史上最大の祈りを読み解く

ジョン・コルトレーンが1964年に録音した『A Love Supreme(至上の愛)』。モード・ジャズの深化、4人の個性、全4部の構造、そして現代音楽への影響まで、マニアも納得の視点でわかりやすく解説します。
クラシック音楽

マルタ・アルゲリッチとは何者か/生涯・名盤・ピアニズムを徹底解説【後編】

84歳の今も世界の舞台に立ち続ける伝説のピアニスト。なぜ彼女はソロ演奏を捨て、「孤独が怖い」と語ったのか。波乱の生涯・名盤・別府音楽祭まで、マルタ・アルゲリッチの全てを解説。
クラシック音楽

マルタ・アルゲリッチとは何者か/生涯・名盤・ピアニズムを徹底解説【前編】

マルタ・アルゲリッチの生涯、ピアニズムの核心、名盤ガイド、別府音楽祭での活動まで多角的に解説。ショパンコンクール優勝の舞台裏からポゴレリチ事件の真相、84歳の現在まで語り尽くします。
洋楽

『Berlin(ベルリン)』1973:ルー・リードが作り上げたロック・オペラの全貌

1973年発表のルー・リード『ベルリン』。発売当時は酷評された暗黒のコンセプトアルバムが、なぜロック史の傑作となったのか。楽曲構造・プロデュースの秘密・再評価の軌跡を徹底解説します。
邦楽

しばたはつみ『マイ・ラグジュアリー・ナイト』が照らす、1977年から続く夜の魔法

「恋はゲームじゃなく生きること」。しばたはつみの凛とした歌唱が、かつての憧れを現在の確かな自信へと昇華させます。一人の夜をラグジュアリーな時間に変える、大人のための音楽エッセイ。
ジャズ

ヘレン・メリル『You’d Be So Nice to Come Home To』:冬の夜に刻まれた体温と仮定法の歌

第1章:ハッケンサックの検眼医の家 1954年12月22日の空気マウスピースをポケットに突っ込んだ男1954年の12月22日。クリスマスの三日前だ。ニュージャージー州ハッケンサックの住宅街には、軒先に安い電飾がぶら下がっていた。赤や緑の豆球...
ジャズ

1950年代ジャズの衝撃。Phineas Newborn Juniorが変えた技巧の定義と事実

圧倒的な技巧を持ちながら過小評価されたフィニアスの生涯を、メンフィスのルーツから晩年の再起まで事実に基づき検証。多層的な音楽的背景を明らかにすることで、その真の価値を論理的に再定義します。
クラシック音楽

リスト『ラ・カンパネラ』誕生から190年:三度書き直した「弾けない曲」の正体

『ラ・カンパネラ』の跳躍はなぜ恐ろしいのか。80歳のホロヴィッツが握りしめた拳、フジコ・ヘミングの不完全な音、深夜に練習する誰かの指。190年間変わらないこの曲の本質を、名盤・名演とともに考察。
クラシック音楽

ラヴェルが戦場で綴った『クープランの墓』:友人6名への献辞とクリュイタンスの響き

1917年のパリ、戦火の最中に生まれた追悼の組曲。ラヴェルの戦場体験と母の死が、どのように結晶のような音符へと転換されたのか。ピアノとオーケストラ、異なる二つの媒体から、不変の美の構造を明らかにする。