洋楽

【入門】ソフト・マシーンの歴史と名盤『Third』解体新書:カンタベリー・ロックの奇跡

カンタベリーから生まれた伝説のバンド、ソフト・マシーン。サイケデリックからジャズ・ロックへの変遷、金字塔『Third』の各曲解説、未聴者向けの入門ルートまでわかりやすく解説します。半世紀を超えて響く独創的な音世界へようこそ。
クラシック音楽

喫茶「詩」のクラシック談義 ── エリック・サティ『ジュ・トゥ・ヴー』、あなたが欲しいと言いながら

第1楽章 ── 序奏:客を迎える雨の匂いというものは、コーヒーの香りとよく混ざる。マスターはそう思っている。夕方の六時過ぎ。駅から十分ほど歩いた路地の突き当たりに、喫茶「詩」の琥珀色の灯りがともっている。看板は小さく、木の板に一文字だけ。読...
ジャズ

ジャズの「身体」を取り戻した男 — ホレス・シルヴァー名盤から珍盤まで8選

ホレス・シルヴァーがブルーノートに残した8枚を名盤・おすすめ盤・珍盤で厳選。ハードバップの骨格とゴスペルの血潮が青いジャケットの裏で脈打つ。ジャズ喫茶で針を落としてから半世紀、ライター佐伯恒一が書き直した八つの聴取記録。
邦楽

1984年の夏歌4選:「ふたりの愛ランド」から「桃色吐息」までが描いた楽園の真実

1984年の夏、なぜヒット曲は「島」と「水辺」と「恋」を描いたのか?「ふたりの愛ランド」「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」「桃色吐息」「天国にいちばん近い島」の4曲を手がかりに、憧れのリゾートとヒットチャートの密接な関係を読み解きます。
洋楽

53歳のシナトラが歌った「終わり」と「覚悟」—『マイ・ウェイ(My Way)』に秘められた半世紀のドラマ

フランク・シナトラの名曲『My Way』。原曲のフランス歌謡からの変貌、デヴィッド・ボウイとの因縁、日本で旅立ちの歌となった背景を考察。単なる成功譚ではなく、過去の後悔も含めて人生を引き受ける歌の真実に迫ります。
クラシック音楽

【知る人ぞ知る名曲】新ウィーン楽派の隠れた巨匠ハンス・エーリッヒ・アポステル入門!初心者向け8作品鑑賞ガイド

シェーンベルクやベルクに師事した新ウィーン楽派の作曲家ハンス・エーリッヒ・アポステル。難解と思われがちな彼の作品を、初期の大作から晩年のパッサカリアまで年代順に8曲厳選解説!聴きどころや楽譜校訂者としての魅力を分かりやすく案内します。
クラシック音楽

喫茶「詩」の午後 ── シューマン『トロイメライ』、あるいは大人が見た子供の夢

雨の日の喫茶店で出会った古びた楽譜とシューマンの『トロイメライ』。子供の頃は退屈だった名曲が、大人になって心に沁みる理由とは?作品に秘められた背景とコルトーの名盤を通じて、大人だけが理解できる「回想の音楽」の深みを描きます。
ジャズ

聴かず嫌いをやめるためのマックス・ローチ『We Insist!』:公民権運動の「名盤」を純粋に音から聴き解く

1960年の名盤『We Insist!』を政治的文脈だけでなく「音の設計」から解き明かす。5拍子の重み、声の絶叫、ドラムの会話。メッセージが音楽の表現を押し広げた瞬間と狭めた瞬間を冷静に検証し、作品を自分の耳で評価するための視点を提案します。
邦楽

【1980年代ロックの異物】なぜBARBEE BOYSの「みっともない本音」は40年経っても古びないのか?

1980年代の日本のロックシーンに異彩を放ったBARBEE BOYS。男女ツインボーカルが紡ぐ「みっともない本音」と緻密な会話劇は、なぜ40年を経ても色あせないのか?『暗闇でDANCE』から『目を閉じておいでよ』まで、彼らの音楽のからくりを紐解きます。
洋楽

宇宙船ジャケットの謎と「ロックマン」の奇跡 ― ボストンの音覚醒と1976年の夏

1976年にデビュー作で世界を驚愕させたロックバンド「ボストン」。元オーディオメーカー勤務のレコード店主が、名曲「More Than a Feeling」の魅力や宅録の鬼トム・ショルツが生んだ音作りの秘密、機材「ロックマン」の伝説まで熱く語ります。